EURUSD sell 1.30785 1.30779 +1pip
sell 1.30785 1.30801 -2pip
buy 1.30801 1.30765 -4pip
buy 1.30844 1.30765 -8pip
sell 1.30740 1.30739 0pip
sell 1.30740 1.30763 -2pip
sell 1.30814 1.30800 +1pip
sell 1.30800 1.30800 0pip
buy 1.31037 1.31060 +2pip
buy 1.31105 1.31114 +1pip
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sell 1.31168 1.30877 +29pip
sell 1.31151 1.30886 +27pip
今日は非常に勉強になった一日だった。
線の上にあるトレードは、すべて失敗トレードである。
何が起こったかというと、今日は用事があるためパソコンを持って外出して、ロンドンオープンに間に合うように喫茶店に入った。
そこでチャートを見るといつもよりも早くすでに相場は動いていた。ロウソク足をみるとすでに1回目と2回目のエントリーポイントが過ぎていて、僕が見た時は最後のエントリーポイントの2本あとのロウソク足が形成されていたところだった。
僕はまだ間に合う、と考えてすぐにエントリーした。
遅れているという意識があるため、狙いの方向と反対側に大きく動くと恐怖を覚えて動揺し、正しいチャートパターンの判断ができず、早めに最初の決済してしまった。
そのため、そのあとの決済ポイントもおかしくなってしまい、感情に駆られてやってはいけないポイントでエントリーするなど、めちゃくちゃだった。
後でチャートを見直してみると、普段練習の通りにやっていればたとえ遅れたとしても利益を出していた。もちろん、エントリーに遅れずにセオリー通りにエントリーしていたらもっと大きな利益が出ていた。
なぜ普段通りのロウソク足の判断ができなかったかと考えてみると、すべては正式なエントリーに間に合わず、2本ほど遅れてエントリーしたことが原因だということがわかった。
『遅れた』という意識が心のどこかにこびりついて、精神的に自分を追い込んでいた。それが理性を曇らせ冷静な判断ができず、練習ではやらないようなトレードにつながった。
遅れたらどんなに悔しくてもエントリーはしない、ということは鉄則として心に刻み込まなければいけない。
この失敗のため、そのあと家に帰ってからもエントリーチャンスがあったのだが、精神的な動揺が大きくエントリーできなかった。怖くてキーボードに手を置けないという感じだった。
このチャンスももしエントリーしていたら、狙い通りの動きをしてくれたのでそれなりの利益が出ていた。
裁量トレードってものすごく微妙で、微細なことがトレードに大きく影響を与えるということがよくわかった。ロウソク足のパターン、フォーメーションで取引をする場合、将棋の詰将棋とよく似ている。
詰将棋の場合、一手でも間違えるとそのあとの展開がくるってしまい、下手をすると王将を逃がしてしまう。ロウソク足のパターンでトレードする時も全くこれと同じことが起こる。最初のエントリーをたとえロウソク足1本でも間違えると、そのあとの決済ポイントがぐちゃぐちゃになってしまう。
これがほかのインジケーターでトレードする場合との大きな違いだと思った。
きょうはほんとうに、裁量トレードというものが小さなことでもメンタルなものの影響を非常に大きく受けるものだということを感じさせられた。いい勉強になった。
遅れたと思ったら引く勇気をもたなければいけない。
損益 +22pip